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旧裏面を売っているお店ツアーin大阪!

今回はいつもお世話になってるsataku009さんのサイト→ポケモンカード(旧裏面)収集ブログさんとの連動企画!(勝手に連動してます(爆))

関西で旧裏面ポケモンカードを買うなら此処!

というネタでお話を進めようと思います!

僕、白音紅が現在ちょくちょく足を運んでるのはこちらのお店!→「遊遊戦隊ガキレンジャー」

場所の目印は、となりにある緑のカラーが印象的なコトブキヤさん!
ガキレンジャー
もう少し進むと「とらのあな」や「コスパ」とかが有ったと思います。
マップ

ちなみにリンク先のホームページからだと旧裏面ポケモンカードの取り扱いを確認することは出来ませんが、
実際に店頭に行って見ると、入り口右側の壁沿いにある現行版ポケモンカードのコーナーのショーケースの一番下の場所に少しだけ旧裏面カード(プロモがメイン)が置いてあります。

行くたびに結構品揃えが変わっていて、先週ポケモンBW2を買いに大阪に行った時に寄った時は、旧裏面のジャンボカードがかなりの種類入荷されていて、その前に行った時はANA系のプロモや一部の希少アンコモンがケース内に並んでました。

ケース内以外にも、現行ポケモンカードの種類別安価シングルの場所に稀ですが「旧裏面大量セット」が販売されている場合が有ります。

中々お目にかかれない品なのですが、前回は運良くGETできました♪コレがそのブツです↓
旧裏面大量セット

約40枚ほどのセットで、価格はなんと100円。圧倒的低価格……!!
エネルギーカードも少し入っていて、状態は悪い物が多い印象ですが、中々面白いラインナップになってます。

値段が良心的なので、なにが入ってるかのドキドキ感を楽しんだり、サブデッキ構築パーツ用カード補充に買ったりするのにオススメです。

せっかくなので中身紹介などなどっ↓
デンリュウパック
まずはデンリュウが見えていたセット。
入っていたレアカード(★)は「デンリュウ」と「レインボーエネルギー」。
エネルギーカードは各色まばらに10枚ぐらい、トレーナーも少々、あとはポケモンのカード…といった感じです。

この中では「おうごんのみ」がイイ感じですね。
殿堂ランクルールが浸透するまでは超人気のアンコモンカードでした。
拡張シートの「サンド」と「ポッポ」が入ってるのも面白いです。


次はハガネールセット↓
ハガネールパック
こちらのレアは「ハガネール」「バクフーン」
この「バクフーン」はプレミアムファイル1収録のものなので、厳密に言うと「レア」という扱いとは少し違うような気がしますが、細かい事はおいておきましょう!

今回も拡張シートのカードが入っており、これは「ズバット」ですね。
旧裏面時代の「ズバット」といえばHPが40しかなく、ネオ3の「どくをとばす」のものが非常に優秀なのですが、こちらのズバットはエネルギー2つで「こんらん」状態を狙えるので、用途に合わせて使い分けが出来ます。

あと、今回こちらのセットにはプレミアムファイル1の「ヒノアラシ」、サザンアイランドの「イワーク」が入ってました。
このイワークは無色2個でワザが出せるうえにHPが90も有るので、『闘エネルギーを入れないハガネールデッキ』などで大活躍するので、中々人気のあるカードでした。

トレーナーカードはこれといって特筆するものが有りませんでしたが、コモンの「スリープ」の【えんかくさいみん】は中々強力な特殊能力で、僕のストックもあまりなかったので良かったです。

エンテイの【おたけび】やバクフーンの【ファイターリチャージ】などの特殊能力を対策できる「パラセクト(ネオ3)【アレルギーほうし】」もさりげなく優秀なアンコモンカードなので、ストックが入手できて良かったです。

お次はヘルガーセット↓
ヘルガーパック
レアは「ヘルガー」と「ニドクイン」。渋い…渋過ぎる…!w

トレーナーカードは便利なコモンの「マサキ」と、地味にあんまり出ない印象のアンコモン「思い出させる」が収穫。

そして…
拡張シート枠(なぜか毎回ありますw)には「ピッピ」…!!
個人的に拡張シートのピッピは超当たりカードです。

ネオ1にもHP50のピッピが居ますが、こちらのカードの方が汎用性の高いワザ構成で、ピクシーを使うときには必須のカードでした。


そしてさらに!今回このピッピの横に映っている「チコリータ」なんですが…


なんと!
2000年の1月9日に開催された「第11回次世代ワールドホビーフェア来場記念カード」なんですよね。

カード右下のレアリティ表記が無く、黄色い枠の所に文字が書かれています。
正直すっごい地味なプロモカードで、このイベントでは「チコリータ」の他に「ヒノアラシ」「ワニノコ」と一緒に配布されたので、このカード単体の価格は然程のものでは無いですが、未開封のもの以外の入手が初めてだったのと、ふと何気なく見たときにプロモだったという事実が嬉しかったです。


次!わるいダグトリオセット!
わるダグパック
レアは「わるいダグトリオ」「ニドキング」!正直ニドキングをを前にした方が良かったんじゃry

と、実は今回この2枚以外にも「悪エネルギーカード」と「タケシのゴローニャ」、そして「ミニスカート」という、キラじゃないけどレアカードなヤツらが混ざってました!
「ミニスカート」は殿堂ランク★1個の中でも強力なカードなので嬉しい収穫ですね。

拡張シート枠には「エレブー」が居ました。
このカードはワザを使うときに「ひらいしんマーカー」が必要なので(勿論他のマーカーで代用可能ですが)、マーカー無しの単品で入手するとなんだか寂しい気持ちになります。

そして!

トレーナー枠には僕が無限収集してる「ナツメ」!…ではありませんが、「ナツメの眼」がありました!やったNE☆
このカード、コモンカードではありますが、パソコン通信が殿堂ランクに入って以来は特に使われることが多くなり、何枚有っても困らないカードなので良い収穫です。


続きましてヤドキングセット!↓
ヤドキングパック
レア枠は「ヤドキング」「ベトベトン」!どちらも重量級の妨害カードですね。

今回は拡張シート枠が有りませんでしたが、代わりに「パソコン大暴走!」が入っていました。
オークションなどでもこのカードはよく「拡張シート」扱いされてるのを見かけますが、そのせいかも知れません。

トレーナーカードは「マサキ」と「思い出させる」がイイ感じです。


そしてラストのマチスのエレブーセット…の掲載と行きたいところなのですが、撮影した画像データを紛失してしまいました(吐血


入っていたキラカードは「マチスのエレブー」「鋼エネルギー」の2枚で、その他「ドンファン」や「キョウの忍者ジム」が入っていたり、「ウツギはかせ」や「ナツメの眼」が入っているという、かなりの「当たりラインナップ」でした。


と、そんな感じで中々面白いお店です。

店員さんもとても良い人で、以前店舗で少しお話をさせて頂いた後、旧裏面コーナーの売り場が拡張されており、今回の日記を見た人が来店して旧裏面カードの需要があると思ってもらえれば、さらなる活性化に繋がると思ったので、大阪に寄った時は来店してみると良いかも知れません!



他にも、近くのレンタルショーケースショップのカードコーナーにもごく僅かに旧裏面カードが置いてあり、1枚オール10円という投げヤリな価格で一時期ANA系のプロモが大量に存在したりもしたのですが、現在はもう殆ど無いです。

その他は、通天閣近くの商店街にあるかなり年季の入ったおもちゃ屋さんで、当時そのままの状態で現在にタイムスリップしたかのようなポケモンカードグッズ(攻略本、プレイマット、ポケモンベストコレクション等のCD)を発見したりもしました。

拡張パックは売ってませんでしたが、プレミアムファイル2が売ってあり、何故かその商品だけ少し値引きされてました。
お爺さんが1人で静かに経営してる…そんな雰囲気が素敵なお店です。


イエローサブマリン系のお店は僕の知ってる限りでは全滅で、現行バージョンのカードが何枚か売ってる程度ですね。昔は多かったのになぁ…


それでは!


今日はニコニコ生放送で試合をやる金曜日なので、僕はそろそろ出掛けます!
ちなみに次回の記事は、殿堂ランク対戦をやる上でも把握しておきたい「旧裏面のプロモ」についてまとめてみようと思ってます♪(膨大な種類が出てるので結構長くなりそうですが、拡張シートと混同してる人が多く、一部ですが殿堂ランクに入らないプロモ等もあるので、一度全部分かりやすくまとめる必要があるなと思いました)


再見っ(`・ω・)ノシ
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(`・ω・´)
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祝!ポケモンBW2発売!!

仕事&ポケモンBW2のプレイという隙の無いコンボにて更新が遅れてしまいましたが…

6月23日…ついに「ポケモンBW2」が発売となりました!!

せっかくなので、今回はポケモンBW2にちなんだ日記を描こうと思います♪

VSホミカ
こんな感じで白猫もプレイを進めております!(*・ω・)爆裂ッ!!

BW2ナツメの人気
なにやら今作ではナツメが大人気なようで何よりです(*・ω・)

どちらの輝きが…
そして…事前にPVでも観ていましたが、カミツレさん変わり過ぎwww

…でも、ナツメのイメチェンに比べたら全然面影が残ってるので、冷静に考えるとあんまり驚きは無いかも(*・ω・)声優も変わってたから最初はカミツレの姉妹かなんかかと思ったけど。

カミツレスカウター
なんかスカウターみたいなの着けてますよね(*・ω・)きっとコレで相手のシャイニングパワーを測定してるんだな…


そんな訳で、ポケモンBW2発売記念といたしまして、今回もオリカを作ってみましたー!じゃじゃん♪

カミツレの眼

「カミツレの眼」…!
お互いのプレイヤーは、それぞれ手札を見せ合い、手札にある「キラカード」の枚数を数え、それらすべてを自分の山札に戻す。その後、お互いに山札をよく切り、それぞれ自分が戻した枚数のカードを引いて、手札にする。
という効果。

名前や構図で「あっ」と思った人は中々の旧裏面フリーク。
そう、これは「ナツメの眼」の亜種的カードですね!

「ナツメの眼」も、お互いの手札を変化させるカードですが、こちらは「キラカード」の枚数だけ手札を変化させることが出来ます。
また、「ナツメの眼」とは違い、お互いの手札の内容が露見する点にも注意が必要です。

「キラカード」と言えば、「強い進化カード」が多いので、ドローソースとして使うよりも、妨害系のカードとして使えるかも知れません。

ドローソースとして使う場合は、デッキ構築の際にクイックスターターの「キラカード(ストライクやマスターボール)」や構築済みデッキの「キラカード(カツラやエリカ)」を入れると面白いと思います。

気が付けばキラカード満載デッキに…
なんて、まさに煌びやかなイメージが「カミツレ」らしさが出てるんじゃないでしょうか?
BW2での「イメージチェンジ」という要素も効果で表現したいなぁと思ってテキストを製作しました。


続いて2枚目↓
シャイニングビューティー

「シャイニングビューティー」
お互いのプレイヤーは、それぞれ手札を見せ合い、手札にある「キラカード以外のカード」の枚数を数え、それらすべてを自分の山札に戻す。その後、お互いに山札をよく切り、それぞれ自分が戻した枚数のカードを引いて、手札にする。
という効果。

こちらは旧カミツレ。余談ですが、ダジャレが好きなカミツレさんはナツメともかなり仲が良いんじゃないだろうか…などと妄想してしまいます(アニメ版ナツメにはゴーストのダジャレで心を開くという設定が有ります)。

カードの効果は「カミツレの眼」と対照的で、こちらは「キラカード以外のカード」の数だけ手札を変化させることが出来ます。
「カミツレの眼」と併用すれば、臨機応変な使い方が出来ると思います。


カミツレ「 あなたが これからも まわりを 輝かせる人で ありますように 」


そしてラストの1枚は-------------------------
カミツレ(BW2)
「カミツレ(BW2)」
自分の手札から「キラカード以外のカード」を1枚選び、山札に戻す。その後、自分の山札から「キラカード」を1枚選び出し、相手プレイヤーに見せてから、手札に加える。その後、その山札をよく切る。

ポケモン交換おじさんみたいな効果ですが、戻すカードは「キラカード以外」限定で、引いてくるカードが「キラカード」限定となります。爆裂ッ!!
手札に「オーキドはかせ」がダブったときのフォローにも使えますし、ちょっと工夫すれば「エリカ(キラ)」などのドロソも引いて来れたりします。

「カミツレ(BW2)」はまさに「かがやき(キラ)」をもたらせるカード…!!

※ちなみに「カミツレ(BW2)」の背景は黒マメ氏の背景素材をお借りして製作しています※
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=3121597


と、今回はそんな感じです!
次回は「大阪で旧裏面カードを扱っているお店」関連の話題で書こうと思います♪


それではまたっ!
(`・ω・´)
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【それは0時になると流れる】Welcome to the Rainbowgym【不思議な放送】

クマ1
クマ「センセー!タイヘンだクマー!」

鳴神「どうした?」
千枝「ひょっとして当たりアイスでも出た?」
陽介「タイヘンなのはお前の食費だっつーの!」

クマ2

クマ「ん?ヨースケは呼んでないクマよ。そんな事よりテレビの中にまた新しい世界が広がってるクマよー!」

鳴神「よし。そっとしておこう」
陽介「冷てーなクマ!ってか、悠もそっとしておいたら駄目だろ!」
千枝「じゃあ早速行ってみようよ!」


---------------(一同テレビの中へ)--------------------


クマ「みんな気を付けるクマ!この辺には確か『バケモン』…?
   とかいうシャドウが出るみたいクマ。
   それと、さっきみんなのステータスが更新されたクマよ♪
   早速確認してみるクマ~」


鳴神「なるほど」
センセー

千枝「結構イイ感じじゃん♪」
チエチャン

陽介「ちょま!俺のカードはねーのかよっ!」
ヨースケ


クマ「ヨースケのカードは今製作中だって『ブログの人』が言ってたクマよ。
   あ!それより今、新手のシャドウが襲ってきたクマ!」

シャドーポケモン


鳴神「この雰囲気……闇属性か?」
千枝「コイツ、私の物理スキルが効かないっ!」
陽介「ブログの人って誰だよ!てか俺、なんにも出来ないんですけどーッ」


To Be Continued-------------------------------


と、そんな感じで突発的にお送りしたペルソナ4の旧裏面ポケモンカード風オリカ日記。需要が有るのならもしかしたら次回に続クマー!



さてさて。
なぜペルソナ4をオリカにしたのかと言いますと-------------------

まず単純に僕がペルソナ4が好きだからですね!

あと、僕は昔の友人達と一緒に毎週金曜日(もしくは土曜日)の深夜0時頃にニコニコ生放送というものを使って、旧裏面ポケモンカードの対戦を実況配信したりしてるのですが、
それがペルソナ4に出てくる「マヨナカテレビ」と時間帯が被るなーと思ったというのが有ります。

※ちなみに生放送はここでやってます→レインボージムニコ生支店※文字をクリックするとリンク先のページに飛びます※

ここでペルソナ4というゲームに少し触れようと思うのですが、まず主人公が色々な種類のペルソナ(ジョジョで例えるとスタンドのようなもの)を使い、ペルソナや敵(シャドウ)にはポケモンのように色々な種類の属性が有り、戦闘で弱点を付くことによって様々なメリットが発生します。
(「シャドウ」役は「シャドーポケモン」の「わるいゲンガー」さんにお願いしました(笑))

この辺の要素が非常にポケモンカードにリンクさせ易く、また、ペルソナには仲間や知り合いと交流し、絆を深める事によって自身の持つペルソナを強力なものへと進化させることが出来る…というシステムがあり、これを旧ポケモンカードのシステムに落とし込むと面白そうだなと思い、密かに身内同士や放送で使って遊んだりしていました。
(あと、ポケモン(特に旧裏面)のオリカって全然見かけない気がするんですよね。遊戯王とかだとオリカが滅茶苦茶多いのに…旧裏面ポケモンカードは日本が世界に誇るカードゲームのひとつだと思うので、負けじと作ってみた!というのも有ります)

そして!

ついにこの度ニコニコ動画の方に纏めて動画として投稿することになったので、良かったらみてやってください♪(*・ω・)コレです→ペルソナ3&4旧裏面風ポケモンカード化動画※文字をクリックするとリンク先のページに飛びます※

これも最初はいつぞやかにエイプリルフールネタとして企画してたネタなんですが、最近「ペルソナ4ザ・ゴールデン」が発売し、自分のニコ生のコミュニティレベルも「10」になったので、やるならタイミング的に今かなーと思って投下してみました!
この動画で少しでも多くの人が旧裏面ポケモンカードとペルソナに興味を持って頂ければ幸いです(`・ω・)


それでは、動画内でも言ってた通り、ちょっとオリカの解説をします!


先ず、動画内ではあえて触れなかったのですが、

この「ペルソナオリカ」を使うときは、エネルギー以外は全て「ペルソナオリカ」のみで構築しなければならないというルールが存在し、エネルギー以外の全てのカードは「デッキに1枚ずつ」しか入らないという制限があります。

これは原作ペルソナ4の

・主人公はペルソナを1種類ずつしか手持ちに入れることが出来ない
・同じ人物が2人場に出るのはおかしい

という基準の元に設定しました。オリカという性質上、優秀なカードを4積みできるのはズルい…というのも有ります。ただ、「ポケモン」を「ペルソナ」としてデッキに1枚ずつ入れる…という楽しみ方も有りかなとは思いましたが、ちょっとややこしくなるので一旦その話は置いておきます。


それでは、デッキ制限の話も出たところでカード解説に移りたいと思います!

先ずは目玉と言えるかもしれないペルソナオリカの独自システムの「エキストラルールカード」!
自称特別捜査隊
この「自称特別捜査隊」というカードは、「スタジアムカード」のようにバトル場の横に置いておくカードなのですが、「スタジアムカード」では無いので、相手や自分が出した「スタジアムカード」と共存することが出来ます。

さらにこのカードの特徴は、複数回使って重ねて置くことができ、出すたびに「コミュニティランク」が1ずつ上昇し、最大で「10」まで上昇させることが出来ます。進化する「スタジアムカード」と言ったところでしょうか。

「コミュニティランク」が上昇すると、ポケモンカードで言うところの「進化カード」に匹敵するカードを場に出すことが出来たり、通常より強力な効果を持った「トレーナーカード」を使用することができるようになります。

ただ、1ターンの中で上昇させることができる「コミュニティランク」の値は「3」までで、初手にいきなり「4」や「10」にして一気に強いカードを展開…とかは出来なくなってます。この辺の匙加減が難しく、結構難産なカードでした。

このカードは「エキストラルールカード」という分類なので、ミニスカートなどで山札に戻されることは無く、場に出たらファンクラブポリゴンの「オールクリア」ぐらいしかトラッシュする方法が無いのですが、ゲームのペルソナ4でも「コミュニティランク」が下がることは無いので、これぐらいが丁度良いかなと思ってます(ゲーム内では仲間と仲が悪くなったときにランクがブロウクン(上がらない状態)になることがあるので、この辺も上手くシステムに絡めていけたら更に面白くなりそうだなーとか考えてます)


そして次のカードはこちら↓
真実を追う者たち
「真実を追う仲間たち」は、前途の「自称特別捜査隊」と同じ「エキストラルールカード」ですが、このカードは「自称特別捜査隊」が場に出ていないと使うことが出来ません。

ただ、使用条件が厳しいだけ有って、発動効果も少し強力なものになってます。
「エキストラルールカード」はこれからも色々な種類を出す予定ですが、このカードのように「出すための条件」が記載されていないカードは、既に出ている「エキストラルールカード」に普通に重ねて出すことが出来ます。


次は結構普通なカード↓
イザナギ
この「イザナギ」は、主人公のペルソナの割に少しだけ地味に見えるカードかも知れませんが、使い方次第で強力なカードになります。

まず特殊能力の【タルカジャ】。
メガテンシリーズをやったことが有る人なら必ず1度はお世話になるであろうスキルで、この力は自分の番ごとに1回使え、手札を2枚トラッシュすることによって自分のバトル場のカードのワザのダメージが自分の番の終わりまで「+10」されます。

この記事の最初に登場した「鳴神 悠」の【ペルソナチェンジ】
(バトル場に居るときに自分の番ごとに1回使える能力で、手札から「ペルソナカード」を1枚選んでこのカードの横に置く。このカードは横に置いたカードの【特殊能力】をつかうことができ、色、弱点、抵抗力も置いたカードと同じになる(HPとワザは変わらない)これらの効果はふたたび「ペルソナチェンジ」をつかったときや、このカードがバトル場を離れたときに消え、そのとき置いていたカードは手札に戻る)
で使うことができ、雷が弱点の相手に対して絶大な効果を発揮します。

普通に使っても使い勝手がよく、ワザは威力は控えめなものの、とくにデメリットがなく、特殊能力の【タルカジャ】はベンチからでも発動可能なので、残り手札枚数と相談して活用しましょう。

雷属性なのに弱点が「草」になっていますが、これは原作のペルソナ4で「イザナギ」の弱点が「疾風属性」の為です。

あと、さりげなくカードの右下の方にタロットカードが描かれていますが、これは「ペルソナ」のカードを意味するマークで、「人物」のカードの場合はその人物の顔が表示されている…という風に区別されています。
この「イザナギ」は「愚者」の属性を持つペルソナで、ペルソナのカードの中には「召喚に必要なコミュレベル」が記載されているものがあり、そういった情報はこのタロットカードの横に表示されます(記入が無い場合はコミュレベルは必要ありません)

この辺の要素は、のちのち特殊能力やトレーナーカードで指定して効果を発動するときに使おうと思っています。


次はこれ↓
マヨナカテレビ
効果をそのまま一言であらわすと、ポケモンカードの「突風」+「ポケモンいれかえ」。


ここでちょっとした昔話になりますが……


僕は昔、新裏面カードが登場して間もない頃に出た「ポケモンリバース」というカードが嫌いで仕方有りませんでした。

なぜなら「ポケモンリバース」の効果は「コインを投げておもてなら、相手の控えポケモンを1匹選んでバトル場に出す」というもので、旧裏面の「突風」の完全な劣化カードでしかなく、このカードが新環境で推奨されることにより、過去に出た「突風」というカードを完全に否定されてる気がしてならなかったからです。

過去に出たカードが強過ぎるから……という理由は分かります。
でも、完全な下位互換カードを出すのはあんまりじゃないか…と、子供心に昔の自分は思いました。

なので、「少し使い勝手は悪くなるけれども、場面によっては役に立つよ」みたいな調整になった「マヨナカテレビ」を作りました。(コインを投げて「おもて」なら「突風」、「うら」なら「ポケモンいれかえ」の効果が発動)

ペルソナ4というゲームの中でもこの「マヨナカテレビ」の扱いは難しく、「中に人を入れた場合、どこに出るか分からない」という設定があるので、それを少しは活かせたかなーと思ってます。


続きましてはこちら↓
覚醒
「覚醒」は「コミュニティランク」によって効果が変動するトレーナーカードです。

初期状態だと、マサキよりも少し強い効果のドローソースになり、「コミュニティランク」が「4」以上だとオーキドはかせよりも少し弱い効果のドローソースになります。

この効果を思いついたきっかけは「新裏面のサポータールールは嫌だ。でも、旧裏面のトレーナーカードの1ターン目からでも山札を引きまくれる仕様もちょっとバランスが悪い気がする。ならどうしようか」と悩んでいたときに出来たもので、個人的に中々絶妙なバランスの効果になったんじゃないかと思ってます。


次ー♪↓
スペシャル肉丼
ゲームでもお世話になった「スペシャル肉丼」!

原作ペルソナ4では「雨が降っているときにしか買うことができない」ので、このカードも雨が降っているときにしか使うことができません!

手札を2枚捨てることにより、確実に自分の対戦ポケモン(バトル場に居るカード)のHPを全快できるので、ここぞというときに使えると強力です。
ただ、「きずぐすり」系のカードと違い、対象はバトル場しか選べない点に気をつけなければいけません。

公式大会とかで使えると「くもり」のときに発動可能かどうかでかなり揉めそうな効果ですが、従来のカードにない効果を入れたかったので作りました。これからの「梅雨時期」に重宝しそうなカードです!(笑



と、結構長くなってしまったので今回は一旦ここで終了です。
動画内で出てきたペルソナ3のカードや、ペルソナ4で未登場のカードがまだあるので、またフラっとオリカ記事を書くことがあるかも知れません。(というか明後日ポケモンBW2の発売日なので、それが出たらまた記念オリカみたいなの作ろうとか思ってます)



それではまた、地球の何処かで逢いましょう!



Now I face up♪ I make head♪
I bleach out cock and bull of this globe
Thinking and seeking on the whole moment
Now it's on!

クマ3
(`・ω・´)
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トレーナーカード160枚!!

最近なんだかデッキの話ばっかりだったので、今回はちょっと気分転換…というかなにげにまだここでは1回も触れて無かった旧裏面オークションの話題です!

さて!

そんな訳で今回白猫が落札いたしましたのはこちら…↓
トレーナー160枚
トレーナーカード160枚セット!!

ちなみにオークション出品時はこんな感じで掲載されてたのですが…
落札物
1円開始で311円で最終的に落札!

入札時に「その中に○○は有りますか?」等の質問をしようとも思いましたが、それで内容が判明して値段が高騰するのが嫌だったのでそのまま入札。

なんせ160枚も有るので、おそらく写真に映ってないカードの中に写真のものよりも有用なものは絶対にあると確信していましたが、一番の入札動機は「ヤマブキシティジム(レアリティ表記無し)」があったためです。
このカードが入ってるということは、高確率で「ナツメの眼」が入ってるだろうなと予想しました。

早速ならべてみた↓
ズラーっと
中央下段の方になんだか思いっきり光ってて見えづらいカードが有りますが、「見えない壁」の横のカードは「タマゴの化石」と「ワープポイント」です。

予想した通り…やっぱり「ナツメの眼」、有りました♪
その他にも有用なカードがいっぱい!

ちなみに一番多かったカードは…↓
1番多かったカード
「ポケモンいれかえ」!!
ジム構築済みデッキに収録されているレアリティ表記無しのものが4枚、第一弾のものが8枚…
合計12枚も入ってました!w

やはり、アソートの多さと「コモン」というお手軽さが多さの秘訣でしょうか。

続いて2番目に多かったカード↓
2番目は・・・
絶対来ると思ってた「きずぐすり」「ディフェンダー」が10枚で同率2位…!
しかもこの「ディフェンダー」…よく見るとワニノコのマークがある「イントロパック★ネオ」のものです!アンコモンでもやっぱりアソート数が多いと出回りますよね!

「きずぐすり」は正直もっと多いかなって思ってましたが、意外に「ポケモンいれかえ」よりも少ないという結果に…

ちなみに横に写ってる「ポケモンセンター」「エネルギー・リムーブ」は、絶対いっぱい入ってるだろうなーと勝手に予想してた割に、2枚ずつしかありませんでした。「突風」も1枚のみ。


そして3番目に多かったカードは…↓
2番目に多かったカード
「なにかの化石」「なんでもなおし」が9枚で、同率3位!!
化石のパックはあまり買った記憶が無いので意外な結果でした。やはり「コモン」は多いというセオリー!

「なんでもなおし」は「ポケモンいれかえ」に続いてアソートの多さが関係してると思いますが、「アンコモン」なのにこれだけの量があるのは、やっぱりみんな使わないからry


さらに、実はこんなカードも…↓
★
左上2枚はプロモカードの「超エネルギー回収」「キョウの忍者ジム」ですね。

他にも「クルミ」「抵抗力低下ジム」「錯乱ジム」などの強力なレアカードが入っていて驚きました。
(逆に、もしかしたら「ナツメ」が入ってるかも…と期待してたのに「カツラ」が入っててちょっと複雑な心境だったりもします(爆))
これらのカードがオークション出品時の写真に写っていれば確実に値段がもう少し高騰したと思います。良い買い物でした♪

スタジアムも結構ありました↓
スタジアムカード
「ロケット団のアジト」「ロケット団の爆発ジム」は需要もそこそこあり、面白いカードなので好きです。
コモンカードの「せまいジム」が無いのがちょっと意外でした。

そして最後は…↓
希少カード
個人的にあまり持ってないカードが結構入ってて良かったです。

特に「ジム拡張シリーズオンリー戦(殿堂ランク採用)」で猛威をふるった「カツラの奥の手」が2枚も入ってたのは嬉しかったですね。現役当時、このカード全然当たらなかったです!w
「ウツギはかせ」も色々なデッキ構築に必要なので、入っていて嬉しかったです。

「ナツメの眼」は「ヤマブキシティジム」と同じレアリティ表記無しの構築済みデッキアソートのもので、入ってたのはこの1枚だけでしたが自分の思惑通り手に入ったので良かったです。(コモンですが優秀な能力な上に結構手に入りにくい印象で、海外ではこのイラストが差し替えられてるので結構需要が有るみたいです)


と、今回の日記はこんな感じです。
やっぱり「大量セット」の入札はドキドキするので楽しいですね♪

最近は謎の高騰をみせたりして、中々落札まで漕ぎ着けないことが多い旧裏面ポケモンカードオークションですが、まだまだ盛り上げていきたいと思ってるので気長に入札していこうと思います!

それではまたっ
(`・ω・´)
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【ポケモンカード】世界1熱いヤツ【黙示録】

誰だって成功したい…!

分かりやすい意味での成功… 世間的な成功…!
金や 地位や 名声… 権力 称賛……
そういうものに憧れる… 欲する…!

けどよ…

ちょっと顧みれば分かる…!
それは「人生そのもの」じゃない…!

そういうものは全部… 飾り…!
人生の飾りに過ぎない…!

ただ… やる事…
その熱… 行為そのものが… 生きるって言うこと…!

実ってヤツだ…!

分かるか…?
成功を目指すな…と言ってるんじゃない…!

その成否に囚われ… 思い煩い…
止まってしまうこと… 熱を失ってしまうこと…
これがまずい…! こっちの方が問題だ…!

いいじゃないか…! 三流で…!

熱い三流なら 上等よ…!
まるで構わない…! 構わない話だ…!


だから… 恐れるなっ…!

繰り返す…! 失敗を恐れるなっ…!

しげる


by赤木しげる


今まで「ウソッキーデッキ」「エリカのプリンデッキ」の超速攻デッキ(通称1ターン系デッキ)や、「わるいラフレシア」の極悪ロックデッキなどの非常に尖った構成のデッキを紹介して来ましたが…

それらはすべて、最終殿堂ランク環境以外で光を浴びたデッキ。
今回紹介するのは更に尖った構成で作られており、いわゆる「まとも」という言葉からはかけ離れたデッキ…しかしながら、
最終殿堂ランク対戦にも完全対応…!!

誰しも一度は考えたであろうデッキでありながら、決してメジャーにはならなかった狂気のデッキ------------------------------

鷲巣







その名も----------------------------
「カツラのブーバーデッキ」…!!






世界で一番熱いヤツ


そう。
今回紹介するのは「カツラのブーバー」をメインアタッカーに据えた、「カツラのブーバーデッキ」

カツラのブーバーはたねポケモンでありながらそこそこ高めのHP60、炎エネルギー1個で10もしくは20ダメージ、炎3個で与えるワザのダメージは…未知数。進化しないうえに逃げるコストが2ということもあり、やや小回りが効かない印象のポケモンである。

こうして文字で見るとインパクトに欠けるポケモンかも知れないのですが、その強さは…圧倒的変則構成によって、最大限に引き出されるのであった……!!

カツブーデッキ内訳
<カツラのブーバーデッキ内訳>
カツラのブーバー×4

カツラ×4
礼儀作法×4
錯乱ジム(★★)×2

炎エネルギーカード×46




…以上!!!

熱い……!熱過ぎる………!!

かつてこれほどまでにシンプルな配分のデッキが存在しただろうか…!?


先ず写真で見て貰えれば分かるとおり、「炎エネルギーカード」が圧倒的に多い構成になってます。
こうすることにより、「カツラのブーバー」「マグマふんしゅつ」の効果【自分の山札のうえからカードを5枚トラッシュし、トラッシュした5枚の中にあった「炎」エネルギーカードの数×20ダメージ】を最大限に引き出すことが出来ます。

ワザに必要なエネルギーが3枚必要なので、分類上は【3ターン系デッキ】ですが、「カツラ」を使うことが出来れば2ターンで大ダメージを出すことが出来ます。

そして、このデッキに入っているトレーナーカードの総数は10枚…
なんと偶然にもスターターデッキに入っている説明書のトレーナーカードの配分と同じ枚数なので「これでホントにちゃんとデッキが回るの?」という声が聴こえてきそうですが、このデッキは進化ポケモン…というか戦うポケモンがカツラのブーバーだけなので手札を操作する必要性がほとんど無いという事実…!(※仮にドローしても炎エネルギーしか来ません)

・以下、入ってるトレーナーカードの解説とか
礼儀殺法

ベンチを引っ張ってくるために採用された「礼儀作法」ですが、特に支払うコストが無く、手札(どうせ炎エネルギーカードしか無い)を見せるだけで確実に山札から「カツラのブーバー」を引いて来れるという理由で採用してます。
他デッキでは「オーキドはかせ」を使う前のフォローや進化カードも選べる「ポケモン交換おじさん」の有用性が目立ちますが、密かにこの「礼儀作法」というカードも優秀なトレーナーカードです。

松岡修造

「カツラ」は上でも少し触れたように、初手で手札にあるかどうかで試合が大きく左右されるほどのキーカードです。
このカードを使えば手札から「炎エネルギーカード」を1枚ではなく、2枚つけることができるので攻めが加速します(ちなみに複数回使っても2枚より多く付けることは出来ません)。
自分にベンチが居る場合は残りHPや相手の場の状況と相談して、どの「カツラのブーバー」に使うかをよく考えましょう。

さくらんぼ色のジム

「錯乱ジム」は、「トレーナーカード」があまり入ってないこのデッキでは大活躍するカードで、「エネルギー・リムーブ」の対策にもなり、「カツラ」と同じく初手に有るか無いかで大きく試合を左右するほどの効果を秘めています。また、デッキ内のトレーナーカードが相手に使われにくい性質な点も上手く噛み合ってます(大概はジムを出す前に使い切るのであまり関係は無いですが)。

もともとこのデッキは、「ジム拡張シリーズ限定戦(殿堂ランク採用)」で生まれたデッキなので、ジム拡張シリーズのカードしか入っていませんが、それ以外のシリーズも投入可能な殿堂ランク対戦では「錯乱ジム」を1枚抜いて「きあいのハチマキ」「パソコン通信」を入れるのも良いかも知れません。

その他、ちょっと渋い所をチョイスするのであれば「ロケット団の実験」
刺さりそうな髪型
も、このデッキであれば効果を発揮できるかも知れません(というか他のデッキだとコイン裏のリスクが大きいのでまず採用されない超マイナーカードですが)。

他にも、同じく超マイナーカードの「げんきのかたまり」
元気100%配合!

を使えば「マグマふんしゅつ」でトラッシュされた「カツラのブーバー」をベンチに出すことが可能…といったコンボも可能ですが、あまりデッキ内のトレーナーカードの配分を増やすと「マグマふんしゅつ」のダメージが減ってしまうのが難点です。


…と、
デッキに入ってるトレーナーカードの解説は大体こんな感じです。


このデッキの戦術はいたってシンプル且つ単純に、
引いたトレーナーを全部使ってエネルギーを付けて殴る!それだけ!!


でも、これが中々強くて面白い!!
初手「カツラ」や「錯乱ジム」が決まれば、かなり危険な動きをします。

ウソッキーデッキと同じく最初にたねポケモンを引けないのが最大の難点ですが、いざポケモンさえくれば3ターン…早ければ2ターンで高火力(このデッキ構成だとマグマふんしゅつの平均ダメージは80)を出すことができ、戦い方もすごくシンプルなので(自分のターンは大体3秒~1分ほどで終わります)小さなお子様にも安心してオススメすることができます。

仮に「トレーナーカード10枚制限戦」とかが有ったらかなり上位を狙えるデッキかも知れません。
しかし「混乱状態」や超速攻デッキには弱いので、「カスミのヒトデマン」「カスミのトサキント」「バルキー」辺りのカードには注意が必要です。

「最近自分のターンが長くてしんどい」とか「今日の運試しがやりたい」とか「熱く生きたい」とか「普通のデッキには飽きた。なんかこう、殿堂ランク内でもっと別の次元のデッキが使いたい」なんて思う人には相性が良いデッキです。たぶん!

ちなみに…数あるデッキの中でも僕はこのデッキが好きなデッキTOP5には入るぐらい好きです。
まだ1度も「カツラのブーバー」を使った事が無い人には是非1度は使ってみて欲しいデッキですね。

「熱いなにか」を思い出させてくれるかも知れません。
(`・ω・´)
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【ポケモンカード】過去の悪夢とメタゲーム【黙示録】

1ターン系デッキを紹介してから数日の時が過ぎ、今回はいよいよ「2ターン系デッキ」の紹介をしようと考えていたのですが……

「エリカのプリンデッキ」「ウソッキーデッキ」、過去にはそれらの超速攻デッキが生温く感じる程にえげつないデッキジャンルが存在しました…その名も「1ターンゲーム終了系デッキ」
ある意味旧裏面ポケモンカードを語る上では欠かせないデッキなので、今回はそれについて語ろうと思います。

まずは…そう、全ての元凶はこのカードから始まりました↓
ベンチ担当
ロケット団シリーズに収録された「わるいラフレシア」「わるいクサイハナ」

最終的な殿堂ランクレギュでは★が4つも有る「わるいラフレシア」。
特殊能力【アレルギーかふん】は常時発動系の能力で、このカードが場に居るだけでお互いのプレイヤーは「トレーナーカード」を手札から出して使うことができなくなるという極悪な能力です。

一見すると「自分もトレーナー使えなくなるなんて駄目じゃん」なんて言われてしまう能力ですが、「わるいラフレシア」に進化するまでの間は当然トレーナーカードが使い放題で、場を完成させてから出してしまえば相当極悪です。

【アレルギーかふん】の効果を一時的に消したい場合、「わるいラフレシア」をバトル場に出し、ベンチに並べた「わるいクサイハナ」【くさいかふん】を連発し、コイントスで「うら」を出せば「わるいラフレシア」を「こんらん」させることができるので、こんらん状態を回復させるまでの間、トレーナーカードを使うことが出来ます
「おもて」が出ると、自分のバトル場のポケモンではなく相手のバトル場のポケモンを「こんらん」させるのでトレーナーカードは使えませんが、相手をトレーナーカードが使えない状態での「こんらん」にさせる事ができるので結構美味しかったりします。
そして、トレーナーカードを使い終わった後は最後に「ポケモンいれかえ」を使い、「わるいラフレシア」をベンチに戻して再び【アレルギーかふん】を発動させます。

しかしながら、ロケット団シリーズが出た頃はまだ1ターン目からトレーナーをロック出来るカードが化石シリーズの「コダック」の「ずつう」しか存在せず、速攻デッキが主流だったのでまだそれほど注目されていなかったのですが…

1998年11月24日…拡張シート第3弾(緑版)の発売と共に、1ターン目に先手を取ったプレイヤーは高確率で勝てるという【ポケモンカード暗黒歴史時代】が始まります。
バトル場担当
「ゴース」&「ゴースト」

「ゴース」無色1つで「次の相手の番が終わるまで相手プレイヤーはトレーナーカードを使うことができない」状態にできてしまう極悪カードで、HPは40なものの、逃げるコストゼロ、弱点無しの闘抵抗持ちというハイスペックポケモンです。

さらに「ゴースト」超1つで「相手の手札を見て、その中にあるトレーナーカードの数×10ダメージ」という超低コストで超高火力を出せる可能性のあるチートカード。HPも70あり、逃げるコストは1個必要になったものの、相変わらず弱点無しの闘抵抗持ち…

そのうえ「ゴース」「ゴースト」の両方は相手を「こんらん」状態に出来るワザも備えており、いざとなればベンチに並べられた「わるいクサイハナ」の「くさいかふん」の援護も重なって「バリヤード(ジャングル)」【なぞのかべ】すらものともしない完璧超人っぷり。


なので、このデッキはジャンケンで1ターン目に先攻を取れた場合、ドローソースでベンチにナゾノクサを大量に設置し、「ゴース」の「こわがらせる」で相手のトレーナーをロック、2ターン目には「ポケモン育て屋さん」を使ってナゾノクサを「わるいラフレシア」に進化させ、残りのナゾノクサは全て「わるいクサイハナ」に進化、あとはバトル場の「ゴース」を「ゴースト」に進化させ、「ポルターガイスト」を連発するだけで…

圧倒的先手ゲー感…!!


殆どのデッキは終了してしまうほどの強さでした。


しかし、このデッキは研究が進み、更に進化を遂げ…
ジム拡張1に収録されている「エリカ」を使えばドロー加速+ポルターガイストの火力UPになり、「タケシのキュウコン」を使えば自分の番が終わる直前に【ばける】を使って「わるいラフレシア」になり、自分がトレーナーを使いたいときは【ばける】を解除…相手だけ手札をロックするという戦法が一部の上位プレイヤーの中で流行りました。


このように初期の「タケシのキュウコン」の【ばける】は【特殊能力】まで使えたので、「プテラ(化石)」の【げんしのちから】を使ってロックしたり、相手の【ばける】へのカウンターとして「ベトベトン(化石)」に化け、【かがくへんかガス】を一瞬だけ発動させてロックを無理やり解除させる…などといった、今では想像も付かないような地獄の戦いが繰り広げられていました。

当時はインターネットが普及しておらず、「タケシのキュウコン」のテキストが非常に複雑だったこともあり、これらのデッキを知る人はごく一部でしたが、それでも大会の上位入賞者は必ずといって良いほどこれらのカードを使っており、ついに「タケシのキュウコン」の【ばける】で重ねたカードの【特殊能力】は使うことが出来ないという「エラッタ」がかけられました。
タケキュウエラッタ
しかし、このエラッタはトレーナーズという雑誌でしか告知されておらず、カードテキストの変更が適用されてないので非常に不親切なもので、トレーナーズを持ってない人や、最近旧裏面ポケモンカードを始めた人にとってはものすごくややこしいエラッタなのでご注意ください。

◆どうやってわるいラフレシアに勝てば良いのか?
殿堂ランクの普及、タケキュウのエラッタ、ネオ以降ベイビィの登場によってめっきり姿を消してしまった「わるいラフレシア」デッキですが、ルール無制限での戦いでは無視できる存在では有りません。
対策を知らなければ何も出来ないまま終わってしまう可能性があるので、ここに具体的な対策を挙げます。

◎先手を取ってトレーナーカードを使いまくってゴリ押しする。
◎ブビィ、ププリンで相手の【アレルギーかふん】を封じる。
○ベイビィポケモンで初手の「こわがらせる」ロックを回避する。
△ベトベトンで相手の【アレルギーかふん】を封じる。
△トレーナーカードが少ないデッキで戦う。

と、おおまかに挙げると大体こんな感じです。
細かい部分で言うと、手札に早く対策カードを持ってきたい等の理由が無いときは「エリカ」を使われたときに山札を引かない方が「ゴースト」の「ポルターガイスト」の火力を抑えられるので覚えておくと良いです。

ベイビィポケモンでの回避はベンチを狙われると駄目な点に注意しないといけないのと、ベトベトンで対策するにはベトベターを進化させないといけない点、ベトベトン自身が超タイプが弱点な点に気をつけなければいけません(出しても大抵「突風」で狙われてしまいます)。
また、完全にピンポイントメタになりますが、トレーナーカードが少ないデッキで戦う場合はなるべく超に抵抗力を持つ無色タイプをメインアタッカーにし、なんでもなおし配合エネルギーを多く積んだデッキであれば安全に戦えると思います。

この中で一般的に一番汎用性が高いと思われる対策は「ブビィ」もしくは「ププリン」のデッキ投入ですね。
これらのカードは「わるいラフレシア」の他に、進化ロックの「プテラ(化石)」にも刺さるので便利です。
それでは少しだけこの2枚のカードについて触れてみようと思います。


・殿堂ランク1は伊達じゃない!?軽量型ベトベトンの異名を持つ特殊能力対策キャラ「ブビィ」
メタその1
無色エネルギー1つで10ダメージ+「次の自分の番が終わるまでの間、お互いのプレイヤーは特殊能力を使うことができず、その効果も消える」
という効果を持ったワザ「モクモク」を使えるブビィ。

ベトベトンと違い、いきなり使える&デッキタイプを選ばずに投入できる点が優秀で、突風にも強いので特殊能力デッキ相手にはとても心強いポケモンです。
「モクモク」の効果時間も「次の自分の番が終わるまで」という風に、他の一般的なワザよりも持続が長く、ダメージを与えながら場全体の特殊能力を封じることができます。

ただ、このブビィの「モクモク」は、ゴースの「こわがらせる」とは違って場にかかる効果ではなく、「モクモク」を使ったときに場に居たポケモン全員にかかる効果だという点に気をつけないといけません。
なので、「モクモク」を使ったあと、相手のターンで「わるいクサイハナ」が「わるいラフレシア」になった場合は「アレルギーかふん」の効果が働きます。

バトル場以外のカードに特殊な影響を及ぼす効果は大抵「なんらかのマーカーをのせる」という形式がメジャーな気がするポケモンカードですが、モクモクは特殊な例のようなので要注意です(この事実はハンディガイドを見るまで僕も知りませんでした)

あと、余談ですが「ブビィ」の進化系の「ブーバー」は高火力なワザを持つカードが多く存在するので、進化して意表を付く事ができる場合があります。


・軽さがウリ!ロックカード泣かせの「ププリン」
場に出てれば「相手のベンチの特殊能力を持っているポケモンを1匹選ぶ。選んだポケモンはこの番が終わるまで特殊能力を使うことができず、その力も消える(そのポケモンがバトル場に出てきたとき、この力は消える)」
という特殊能力を自分の番ごとに1回使えるププリン。

ブビィと似てるようで全く違う性質を持つこのカード…ブビィと違って殿堂ランクの★も設定されておらず、特殊能力で発動出来る点が使いやすく、相手のベンチ限定という範囲の狭さは同時に自分の特殊能力を活かせる使い方もできるので何かと汎用性が高いカードです。

ただ、バトル場のポケモンには効かないので「バリヤード(ジャングル)の【なぞのかべ】等には弱く、自分の番しか効果が無いので「フーディン(第1弾)」のダメージスワップなどにも効果が無い点には要注意です。

その他細かい部分では「じっとみる」はベンチからでも発動できるので「ブビィ」よりもきぜつする危険性が低い代わりに「ピチュー(ネオ1)」の「パチパチ」には弱い点に注意です。
また、「プリン」に進化してもあまり意表をつけない事が多いですが、プロモカードのプリンになって「すてみタックル」を使えば相手はかなり驚くと思います(殿堂ランク対戦だとプロモで★ひとつ消費が痛過ぎますが…)


と、この2枚のカードは大体こんな感じですね。
ロック対策以外に意外なカードに刺さったりもするので、ルール無制限環境ではない場合でもこれらのカードはデッキに1枚は入れておきたいカードと言えるかも知れません。

・ルール無制限「わるいラフレシアデッキ」
わるラフデッキ内訳
せっかくなので、タケシのキュウコンエラッタ適用後のデッキレシピを掲載します。

ゴース(拡張シート緑)×3
ゴースト(拡張シート緑)×3
ナゾノクサ(ジャングルもしくはロケット団)×3
わるいクサイハナ×2
わるいラフレシア×3
ププリン×1

マサキ×4
エリカ×4
クルミ×4
オーキドはかせ×4
スパイ作戦×1
ナツメの眼×1
カスミのいかり×4
パソコン通信×4
ダウジングマシーン×4
ポケモン育て屋さん×2
ポケモン交換おじさん×1
突風×1
ポケモンいれかえ×1
ふうせんのみ×1
夜の廃品回収×1
抵抗力低下ジム×1

超エネルギーカード×7



主に初手にナゾノクサが来た場合にベンチに逃がす用途で使う「ふうせんのみ」は、「わるいラフレシア」が出た後も先につけておけば使える点、ドロー加速中に「オーキドはかせ」と一緒に手札に来ても捨てずにつけておける点が優秀ですが、好みでベイビィ判定対策も兼ねる「ワープポイント」と差し替えても良い感じです。
デッキ構成の数字だけで見ると超エネルギーが少なく感じるかも知れませんが、「ポルターガイスト」が1エネ起動なので結構なんとかなります。どうしても不安な人は「抵抗力低下ジム」を「エネルギースタジアム」に変えると良いと思います。


…と、今回はなつかしの「わるいラフレシアデッキ」特集でした!!
最近結構忙しくて更新が遅くなりがちで申し訳ないのですが…これからもまだまだ更新していくんで宜しくお願いします(*・ω・)それではまたっ!!

ゴーストVSゴースト
(`・ω・´)
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