大阪で開催されたポケモンカード公式イベント
「バトルカーニバル2012オータム」
の様子を見て来たので、今回はそのレポートをしたいと思います!
(旧裏面の話題がメインの当ブログですが、それを語る上でも現代におけるポケモンカード事情を多少なりとも知っておいた方が良いと思って行って来ました)

久しぶりのインテックス大阪!!(と言っても僕はここ数年他の用事で会場には来てたりします)

11時頃に到着したのですが、生憎の雨…そしてヱヴァンゲリヲンQの上映初日と被ってしまったせいか、外はかなり閑散とした感じでした。
しかし中に入れば…ッ

中も結構空いてました(爆
建物の内部に入ってすぐ左がイベント会場だったんですが、間違っていつもコミトレが開催されてる場所へ行ったりしましたが、無事到着。

中に入るといきなりダブルキュレムがお出迎え!!(…その前に空港みたいなゲートがあって多数の警備員がお出迎えしてくれますが)
入る前に警備員の人の手荷物チェックがあって、なんだか時代の流れを感じました(昔の大会でこういうのは無かったと思います)。
その後、再入場のスタンプを左手に押してもらい、プラズマ団コインをもらえます。

後姿も撮ってみた!…このアングルはちょっとレアじゃないですか?

ティーチングコーナーとかデッキ構築コーナー。
ポケモンカード全盛期しか知らない僕にはちょっと新鮮な後景でした。やはり空いているのは天候とヱヴァのせいなのでしょうか?

しかし、公式大会予選(優勝者は日本一決定戦に参加可能)は盛り上がってました。
参加者を見た感じ、全体的にはファミリー層(親子参加)が数多く見受けられましたが、中高生の男女も見かけました。
中でも車椅子のお婆さん(カメックスケルディオっぽい水デッキ使用)の参加者が印象的で、外人男性プレイヤーとかも見かけました。
大会予選ルールとか↓

イベント開始から13時まで対戦してその間に多く連勝したプレイヤーが何名か予選を通過し、その後通過者同士で対戦して決勝…とかいう感じだったと思います。(なので、早い時間に参加した方が有利です)
僕が最後に参加した豊島園のADVレックウザ祭りもこの形式だったんで懐かしさを感じました。
で、予選やってる場所から会場入り口を撮影した感じ↓

昔は「ジムリーダーに挑戦コーナー」とか「フリー対戦コーナー」とかがドドーンっ!!と設置されてて、人がブワァーッ!!と居てた気がしたのですが…
時代の流れで色々変わったのか、今回自分が参加したイベントは奥の壁際に主要コーナーをまとめたシンプルな配置でした。…個人的にはジムリーダーに挑戦コーナーは需要が有ると思うんですけどね(´・ω・)勝ってバッジとかくれたら嬉しい。
柱の近くなどでレジャーシートを敷いて座ってる人とかも居ましたが、トレード風景もあまり見かけることもなくと言った感じ(僕がもう少し若ければそれでも声をかけるんですが(笑))
昔は探さなくてもトレードしてる人ばっかり見かけるぐらいだったんで、今のプレイヤーはどこでトレードしてるんだろうか?とか思いました。
あとは「バトリオ」…じゃなくて「ポケモントレッタ」というアミューズメントのコーナーがあったり。
僕は「トレッタ」は全く知識が無いのでどうこう言える立場ではないのですが、個人的には海外で好評だった「Pokemon Trading Figure Game」をアミューズメント稼動させれば面白そうだなーと昔から思ってるのですが…やっぱり技術的に厳しいんでしょうか?
更に欲を言えば「ポケモンカード」関連でアミューズメント業界に進出とかも面白そうだなーとか思います。
勿論本家のポケモンカードが売れなくなったら駄目なので-------------------
ポケモンカードAC(アーケード)とかいうタイトルで、オリジナルのエキスパンション(例えば「旧裏面のカード」とか「BWのジムリーダー」のカードとか)を新たに発行もしくはリメイクして使用可能にし、スターターキットを自販機もしくはゲーセンのカウンターで販売し、そのデッキで対戦して、対戦終了後勝敗に関係無くカードが1枚払い出されてデッキを改造できる…
とかだと、すっごいワクワクしませんか?
カードそれぞれ1枚ずつに読み取りコードを付けて認識させるのが少し大変そうですが、ラインナップするエキスパンション内容を予め決めておけばなんとかなりそうな気がします。(それ以上にデバッグや演出が大変そうですが)
対戦記録もデッキとは別のICカードに記録できるようにしておけば、その順位をイベントなどで使用できそうです。
家庭用カードゲームはいつの間にか「遊戯王」に先を越されてしまった感じがするので、アーケードでやれば新たな客層を確保できそうかも…とか思いました。
ただ、アーケード用にカードデザインを変えて実際のポケモンカードと互換性を無くすようにするのか、アーケード用カードでもスリーブを使えば身内だけでも対戦できるようなデザインにするのか…という部分は慎重に考えないと駄目だと思います(個人的に現状アーケードのカード系のアミューズは「そのアミューズメントマシンが無くなったら終わり」という点が一番の問題点だと思ってるので、「スリーブに入れれば使えるデザインのカード」なら良いなとか思います)
…と、この辺の感想は最近流行の課金アプリやアーケードアミューズメントゲームを見てて思ったことなので、また時間があれば公式サイトにメールでもしてみようかと思います。
さて。
少し話題がそれてしまったのでイベントレポートの続きをばッ

ポケモンカードBWのギャラリー!
現役から遠のいた僕には知らない名前の人が多いですが…

「にしだ あつこ」さんなら僕でも知ってます!
旧裏面勢には拡張シートでお馴染みのイラストレーターさんですね♪
他にもちょっと変わったコーナーが…↓

「マスターデッキビルドBOX EX体験コーナー!!」

なんと、会場に設置された「ノートパソコン」でポケモンカードを遊ぶことができます!!
…今年の6月頃にゲームフリークが密かにプログラマーの求人を出していたのはコレの制作のためだったのでしょうか?

下から順に「レック」「ライ」「ミウ」というキャラで、それぞれのキャラはマスターデッキビルドに入ってる「レックウザEX」「ダークライEX」「ミュウツーEX」を主力にしたデッキのカードが割り当てられています。
僕はエスパーが好きなので「ミウ」を選んで早速プレイ…!!
新裏を知らない、とういうかポケモンカードのやり方を全く知らない人でもかなり親切にやり方をナビゲートしながら進行してくれる安心設計でした。
が…しかし…!
体験コーナーなのでプレイできる時間は10分のみ…!
すべての選択肢を最速クリック連打でスキップしてどこまで行けるかに挑戦しましたが…
サイドカード4枚引くのが限界でした!(涙
白音紅「なんだよコレ!かなり面白いのにクリアできねーじゃん!うわァァんッ」と嘆いていたら、
係員のおねーさん「もし良かったらインターネットで無料で遊べるんでやってみてください☆」
との情報をゲットしたので、早速こちらでプレイしてみました(クリックで移動します)→マスターデッキビルド公式サイト
移動先のページの右下にある「Entry Battle Web (Webでバトル体験!)」というのをクリックすると遊べます(無料ですがフラッシュプレイヤーが必要なのと、音が出るので注意が必要です)
デッキ内容の変更などは出来ず、サイドカードの内容なども固定みたいですが、色々と可能性を感じるゲームでした。
とりあえず派手なエフェクトが出るは良いですね!!画面もポケモンカードGBより見やすくて良い感じでした。
ちなみにミウのデッキではコイントスが無かったのですが、もし他のデッキでコイントスがあるならその辺の処理なんかも気になるところです。
このイベントコーナーは、家でも体験できるのでそれほど人が居ませんでしたが、僕が一番驚いたのは小学校低学年の子供たちが1人でノートパソコンの操作をサクサクおこなってた事ですね…!
誰か1人ぐらい画面上部に表示されてるタスクバーのメニューとかクリックするんじゃないのかとか思ったりもしましたが、みんなちゃんと普通に遊んでました(*・ω・)最近の小学生スゲェ!!

こちらは「プラズマエネルギー」がもらえる対戦コーナー。結構人が居ました。

30枚デッキでも参加可能とのこと。

手ぶらで参加できる素敵イベント!おねーさんやおにーさんと楽しいひとときが過ごせます。

確か予選の場所の隣にあったんですが、人気のコーナーだったと思います。
Dpシリーズのカードが使える数少ないイベントの模様。

「手ぶらでOK」の親切設計イベントなんですが、相方を単独で探すのは結構ハードルが高いです。
と、ここでお腹がすいたのでお昼休憩!

ちょっとイベント会場を出ると「カレー屋台」があったので購入!

とにかく注文してからメニューが出てくるのが早かったです!価格は500円ほど。
そして肝心の味ですが、結構サラっとした感じの中辛ルーでとても美味しかったです(*・ω・)b
午後からは決勝リーグ開幕!!

大会の決勝リーグもお昼から始まりました。昔と違ってかなり近くで観る事ができました(それでも細かい部分までは分かりませんでしたが)。
確か予選リーグではBWの通常トレーナーやプラズマ団、ライバルなどとの戦闘BGMが流されていて、予選突破後のリーグではPWTで流れる各地方のジムリーダー戦のBGM、決勝リーグではシロナ戦やグリーン戦、最後の決勝戦ではPWTのラストバトルのBGMが流れてました。
昔はゲームのサントラではなくアニメ版のアレンジBGMが使われてたんですが、今も昔もかなり良い曲のチョイスだったと思います(今回はプラズマ団メインのイベントだったんで、流れると思ってた「ゲーチスのテーマ」が流れなかったのはちょっと残念でしたが)。
あと、昔と違うなーと思ったのが、
各試合の制限時間の30分を計測するでっかいデジタル時計が無くなってたこととか。
個人的にはアレが無いと試合中全然落ち着かないです。
他にもパッと今思いついたのは、たまになんか解説したりするPCLが1人も居なかったこと、決勝戦の場を映し出すエキシビジョンなどが無かったこと…などでしょうか。
代わりにプラズマ団のコスプレをしたおねーさんや、ポケモンジャッジの文字が書かれた白黒デザインの服を着た人たちが居ました。
そして、昔は存在しなかった「コイン判定ダイス」が各テーブルに設置されていましたが、使用している人はあまりみかけず、普通にコインを使っていました。
と、ザックリ書くとこんな感じです。
僕が見た感じでは上位勢のほとんどが水デッキでした。
予選ではミュウツーEXとかダークライEX&ランドロスEXとかシビビール&レックウザEXなんかも見かけましたが、やっぱりカメックスでの「エネ加速」+ケルディオEXでの「いれかえ(状態異常対策)」が出来るというのは安定性があるんだろうなと思います。
トレーナーカードは「どくさいみん光線」が人気で、たまに「自転車」とかも見かけましたが、「アララギはかせ」「N」が人気でした。
あとは常に「しんかのきせき」や「ゴツゴツメット」とかが付いており、それを「ツールスクラッパー」で剥がす…というやりとりが見受けられました。
と、結構長くなったんでレポの前編はここで終わろうと思います!
後編では旧裏面カードの話題も出てくるので、もう少しお付き合い頂ければ幸いです!
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(`・ω・´)